雪見酒
ゆきみざけ
名詞
標準
sake drunk while viewing a snowy scene
文例 · 用例
今年はよく雪が降りましたね、雪見酒は樹明君と二人でやりました。
— 種田山頭火 『三八九雑記』 青空文庫
・雪ふりかゝる二人のなかのよいことは・雪がふる人を見送る雪がふる・この道しかない春の雪ふる・ふる雪の、すぐ解ける雪のアスフアルトで・かげもいつしよにあるく・けふはこゝまでの草鞋をぬぐ・椿咲きつづいて落ちつく 三月十五日雪が降りしきる、敬君を駅まで見送る、一杯やる、雪見酒といつてもよい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
大みそかをよそにして雪見酒も一興かと存じ、ごぶさたのお詫びも兼ね、今夕お招き致しましたところ、さっそくおいで下さって、うれしく思います。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
人形使 これまでは雪見酒だで、五合一寸たちまちに消えるだよ。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
そして、その船によって、最も重大な利害を感ずるはずの船主は、今その宅で雪見酒を飲んでいるのであろう。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
この二人は昨日珍しく降った雪に浮れて私を訪ねて来、ツイ雪見酒が過ぎて昨夜そのまま泊っていたのである。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
うれしいたより、井師から麻布の佃煮を頂戴した、さつそく昨夜の酒を燗して、雪見酒といふ贅沢さ、酒もうまかつたが、佃煮はとてもおいしかつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
朝早くから今日も雪見酒、もつたいない仕合せである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
囲炉裏端で、雪見酒を楽しみながら昔話に花を咲かせた。
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庭に積もった雪を眺めながら飲む雪見酒は、格別だ。
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この日本酒は、雪見酒にぴったりだ。
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