雪見
ゆきみ
名詞
標準
snow viewing
文例 · 用例
雪を慰みに、雪見の酒をのんでいるのだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
ランタンほのかなそりだから、そこだけ粉雪見えてゐる。
— 新美南吉 『そりとランターン』 青空文庫
金色夜叉中編のお宮は、この姿で、雪見燈籠を小楯に、寒ざきつゝじの茂みに裾を隱して立つのだから――庭に、築山がかりの景色はあるが、燈籠がないからと、故らに据ゑさせて、右の裝ひでスリツパで芝生を踏んで、秋空を高く睫毛に澄して、やがて雪見燈籠の笠の上にくづほれた。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
今年はよく雪が降りましたね、雪見酒は樹明君と二人でやりました。
— 種田山頭火 『三八九雑記』 青空文庫
雪見にころぶところまで出かけました。
— 種田山頭火 『三八九雑記』 青空文庫
・雪ふりかゝる二人のなかのよいことは・雪がふる人を見送る雪がふる・この道しかない春の雪ふる・ふる雪の、すぐ解ける雪のアスフアルトで・かげもいつしよにあるく・けふはこゝまでの草鞋をぬぐ・椿咲きつづいて落ちつく 三月十五日雪が降りしきる、敬君を駅まで見送る、一杯やる、雪見酒といつてもよい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
「河沿いの仕事部屋へ雪見に行くわ」 叔母は自分の意見を採用しながら、まだ、痩我慢に態のよいことを云ってると見て取り、得意の微笑を泛べながら、「ええええ、雪見にでも、何でも好いから、いらっしゃいとも」と云って、いそいそと土産ものと車を用意して呉れた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
大みそかをよそにして雪見酒も一興かと存じ、ごぶさたのお詫びも兼ね、今夕お招き致しましたところ、さっそくおいで下さって、うれしく思います。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
作例 · 標準
旅館の部屋から、庭園の雪見を楽しんだ。
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静かな雪見は、心を落ち着かせてくれる。
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友人たちと集まり、雪見をしながらお茶を飲んだ。
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