海自
かいじ
名詞
標準
Maritime Self-Defense Force
文例 · 用例
それから科学史研究で独特な位置を占めている天文学の新城新蔵博士(上海自然科学研究所)を忘れてはならぬ。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
痩せて眼ばかり大きい、機転の閃きのない印象稀薄な風態で、どこか怯懦の感じさえある凡々とした顔つきの男が、そんな激烈な到来をしたとは思えないが、智海自身もかならず成功するとは思っていなかったようである。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
それがもし大海の岸に臨んでいたならば、海自身もまたその千古の寂寞が、かかる無邪気なる人間の遊戯によって、わずかに一展開せんとする形勢を悦ぶことであろう。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
これほどにも情深く、心根のやさしい人があるかと思い、ヘルンに対して、何かいじらしく涙ぐましいものさえも感じたというのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
廉平は魔法づかいじゃ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
しゃっぽの旦那は、金やろかいじゃあない……何だっけ……銭とるめんでしょう、その口から、お師匠さん、あれ、恥かしい。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
そして荒い火薬の爆発する音にしても、一弾を放ってから、その撃ち損じを取り返す為めらしく、追い撃ちにするあと弾との距離の時間に、何となく、女が事を仕損じて、それを償い返す間の、とつおいつ思案する迷いの様子が何かいじらしいように感ぜられます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
在郷軍人じゃが、それがどうしたんかい」「どうしたんかいじゃねえ。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫