快事
かいじ
名詞
標準
pleasure
文例 · 用例
そのうちに吾が探偵文壇の双星のこうした批評を得たことは近来の痛快事である。
— 夢野久作 『道成寺不見記』 青空文庫
然らば諸王も亦発駕奔喪の際に於て、半途にして擁遏せらるゝの不快事に会う無く、各※其封に於て哭臨して、他を責むるが如きこと無かるべきのみ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
爰に於て、人間の本能の、或部分は、快事の為に狂するなり。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
復讐の快事なるは、飲酒の快事なるが如く然るなり。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
人は此快事の為に狂奔す。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
人は此快事の為に活動す。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
暗殺は卑怯なりとして賤められ、決闘は快事として重んぜらる、而して復讐なるものは尤も多く人に称せらる。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
而して人間は斯の如き不条理の事を以て、快事とする性質あることを言ひたり。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫