亡子
ぼうし
名詞
標準
dead child
文例 · 用例
吉江喬松、中村星湖、加藤武雄、犬田|卯等がそれまでの都市文学に反抗していわゆる農民文学を標ぼうした農民文学会をおこした。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
上流秋立つけふをくちなはの、 沼面はるかに泳ぎ居て、水ぎぼうしはむらさきの、 花穂ひとしくつらねけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
ジョバンニが、どんどん電燈の方へ下りて行きますと、いままでばけもののように、長くぼんやり、うしろへ引いていたジョバンニの影ぼうしは、だんだん濃く黒くはっきりなって、足をあげたり手を振ったり、ジョバンニの横の方へまわって来るのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
しかし植物図鑑で捜してみるとこれは「やまぼうし」一名「やまぐわ」(Cornus Kousa, Buerg.)というものに相当するらしい。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
ぼうしのひさしがひかるんだ。
— 新美南吉 『ひかる』 青空文庫
松吉と杉作は、ぼうしをかむらないで家を出ました。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
ぼうしをかむって町へいくと、町の子どもが徽章を見て、松吉、杉作がいなかからきたことを、さとるにちがいありません。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
これでは、ぼうしの徽章を見なくても、山家から出てきたことがわかるでしょう。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は亡子の遺品を大切に保管し、時折取り出しては思い出に浸っていた。
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深い悲しみに暮れる親は、亡子の冥福をひたすら祈り続けた。
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戦争によって多くの亡子が出たことは、決して忘れてはならない歴史の悲劇である。
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