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亡き人

なきひと
名詞
1
標準
the deceased
文例 · 用例
妹を引取って後も、郷里との交渉やら亡き人の後始末やらに忙殺されて、過ぎた苦痛を味わう事は勿論、妹や姪の行末などの事もゆるゆる考える程の暇はなかった。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
妻もただ泣いたばかりで飽き足らなくなったか、部屋に帰って亡き人の姉々らと過ぎし記憶をたどって、悔しき当時の顛末を語り合ってる。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
自分はありありと亡き人の俤が目に浮かぶ。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
二坪にも足らない小池のまわり、七度も八度も提灯を照らし回って、くまなく見回したけれども、下駄も浮いていず、そのほか亡き人の物らしいもの何一つ見当たらない。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
自分はすぐそれと気づいて見ると、果たして亡き人の着ていた着物であった。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
自分はこれを見て、また強く亡き人の俤を思い出さずにいられなかった。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
妻は相変わらず亡き人の足のあたりへ顔を添えてうつぶしている。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
池の端に立っては、亡き人の今朝からの俤を繰り返し繰り返し思い浮かべて泣いた。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
作例 · 標準
亡き人の遺品を整理しながら、生前の思い出に浸った。
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この場所は、かつて多くの亡き人を弔うために使われていたという。
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亡き人を偲び、静かに手を合わせる人々が集まっていた。
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