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塔頭

たっちゅう
名詞
1
標準
small Zen temple built to commemorate the death of a high priest
文例 · 用例
――有島武郎 訳――●「或る女」あとがき    書  後 相変らず愚図々々していたけれども、もう如何しても余裕がなくなったので、私は四月の一日から、円覚寺の塔頭の一つの松嶺院という無住の寺に引籠りました。
"Not till the sun excludes you, do I exclude you; ●「或る女」巻頭のホイットマンの詩 青空文庫
この寮の庭は京都の建仁寺|塔頭の一つ、霊洞院の庭を摸したという話です。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
汝は今後|世嗣を生む事ならず一生楽しみを享け得ぬから、余は満足して死すべしと言いおわらざるに、盲人、城主の子を抱いて塔頭より飛び降り、形も分らぬまで砕け潰れ終った。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
むかし天龍寺|塔頭のある寺にあつた書院の杉戸は、探幽の筆として聞えてゐたが、戸には李白一人が画いてあつて、滝らしいものが一向に書いてなかつた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
早速藥を調合し、土地の醫者に方劑を授けたが、其の夜玄竹は、塔頭の梅の坊といふのへ案内されて、精進料理の饗應を受け、下男とともに一|泊して、翌朝歸ることになつた。
上司小劍 死刑 青空文庫
「此間迄侍者をしてゐましたが、此頃では塔頭にある古い庵室に手を入れて、其所に住んでゐるとか聞きました。
夏目漱石 青空文庫
庵の名はたしか一窓庵でした」と書いて呉れる時、わざ/\注意があつたので、宗助は禮を云つて手紙を受取りながら、侍者だの塔頭だのといふ自分には全く耳新らしい言葉の説明を聞いて歸つたのである。
夏目漱石 青空文庫
それから逆戻りをして塔頭を一々調べに懸ると、一窓庵は山門を這入るや否やすぐ右手の方の高い石段の上にあつた。
夏目漱石 青空文庫
作例 · 標準
高僧の死を悼んで建てられたこの塔頭には、見事な枯山水の庭園がある。
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静かな塔頭の境内で、写経の体験をさせてもらった。
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特別公開の時期に合わせて、有名な塔頭の襖絵を観にいく。
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2
標準
minor temple in the grounds of a head temple
作例 · 標準
大徳寺の広大な敷地内には、数多くの由緒ある塔頭が点在している。
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本山での法要を終えた後、所属する塔頭に戻って休息をとった。
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塔頭の一つで提供される精進料理は、予約が取れないほどの人気だ。
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ウィキペディア

塔頭(たっちゅう)は、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院。門徒らによって立ち並ぶ塔の中でも首座に置かれたこと、あるいは、門徒らが塔のほとり(=「頭」)で守ったことから塔頭と呼ばれたなどの説がある。

出典: 塔頭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0