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吏党

りとう
名詞
1
標準
party of officials
文例 · 用例
もはや弁を費して討論する必要がなくなったが故に、私は弁論の権利を放棄する」 まさに吏党の発言にとどめを刺したのであった。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
こっちで吏党とみなして撲滅するだけのことだ」 正造を座に加えて人々の談論はいよいよ激色をおびてきた。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
「事実、やつは純然たる吏党だよ」と隅の方から膝を乗りだす者がいた。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
やがて全国の当選者が明かになったが、自由党九十四名、改進党三十八名、これに対し吏党はようやく九十三名を数えるにすぎなかった。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
この結果は民党それぞれの意外とするところだったが、それは再度の解散をおそれる心理が一部を軟論に傾かせたことと、裏面における袖手間の取引や吏党壮士の暴行威嚇が影響したためでもあった。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
乙姫は無言で、くるりとうしろを向き、そろそろと歩き出す。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
此樽の中のセメントは何に使われましたでしょうか、私はそれが知りとう御座います。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
これは自分達の器械じゃないからと靴磨きが正直に弁解するのを、巧んだゆすりの手と思い込んでますます慄え上がりとうとう二百五十円まで奮発する。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
作例 · 標準
明治初期の政争において、吏党は政府を支持する立場から民党と激しく対立した。
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当時の新聞は、吏党の政策を御用政党の主張として辛辣に批判していた。
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議会内で多数派を形成するため、吏党は地方の有力者への働きかけを強めた。
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ウィキペディア

吏党(りとう)とは、明治時代中期の初期帝国議会における政府寄りの姿勢を示した政党のこと。ただし、本来は自由民権運動を継承する民党側からの蔑称であり、政府・マスコミおよび当事者達は温和派(おんわは)と呼称していた。

出典: 吏党 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0