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利刀

りとう
名詞
1
標準
sharp sword
文例 · 用例
本より、文学の事業なることは釈義といふ利刀を仮り来らずとも分明なることにして、文学が人生に渉るものなることは何人といへ雖、之を疑はぬなるべし。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
時に長生王の后臨月に近付き夫に語るは、何卒朝日初めて出る時|好き幃帳内に妾を臥せしめ、四つ辻で象馬歩車の四兵の闘う処を見せ、闘いに用いた利刀の洗汁を飲ませて欲しいと。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
その危険は小児をして利刀を弄せしむるに異ならざるべし。
福沢諭吉 経世の学、また講究すべし 青空文庫
特に好んだ事柄は、有名な茶の湯、良馬、利刀、鷹狩で、又上下の別なく、裸体で角力をとるのを見て喜んだ。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
これは、譬へば、猿に利刀を持たせ、馬鹿に鉄砲を放たしむるやうなもので、まことに危いことの甚しいでござる。
第一部上 夜明け前 青空文庫
恋慕の糸のもつれは利刀乾雲でも断ち切れなかった。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
きょうが日まで刃妖左膳の隻腕にあって、幾多の人の血あぶらに飽き剣鬼の手垢に赤銅のひかりを増した利刀乾雲丸が、今宵からは若年の剣士諏訪栄三郎のかいなに破邪のつるぎと変じて、倍旧の迅火殺陣の場に乾雲独自のはたらきを示そうとしているのだ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
――先なる一壮漢は、狭霧の薄戦衣に、虎頭を打ち出した金唐革の腹巻に、髪止めには銀のはちまきを締め、おぼろめく縒絨の剣帯へ利刀を横たえ、騎馬|戛々、ふと耳をそばだてた。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
作例 · 標準
名工によって鍛えられた利刀は、触れるだけで指が切れるほどの鋭さを誇っている。
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彼は腰に差した利刀を抜き放ち、一太刀で竹林の竹を鮮やかに斬り倒した。
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博物館に展示されている利刀の刃文を眺めていると、当時の職人の魂を感じる。
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