酸味
さんみ異読 すみ
名詞名詞-の形容詞多音語頻度ランク #15877 · 青空 95 例
標準
sourness
文例 · 用例
そうして、自然界における関係の如何は別として、意識の世界にあっては、酸味は甘味と渋味との中間にあるのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そのときは、酸味のある柔いものなら何でも噛んだ。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
はだかの肌をするする撫でられるようなころ合いの酸味に、飯と、玉子のあまみがほろほろに交ったあじわいが丁度舌一ぱいに乗った具合――それをひとつ喰べて仕舞うと体を母に拠りつけたいほど、おいしさと、親しさが、ぬくめた香湯のように子供の身うちに湧いた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
酒精を拔いたといふ酸味の強い麥酒がS氏の手によつてコツプに注がれた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
酸味のある果物は喘ぐように貪り喰った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
新吉は昨晩レストラン・マキシムで無暗にあおったシャンパンの酸味が爛れた胃壁から咽喉元へ伝い上って来るのに噎び返りながらテーブルの前へ起きて来た。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
流石に胸もとがむかつくらしく白いハンケチを鼻にあてながら酸味の荒い葡萄酒を啜って居たベッシェール夫人も、少し慣れて来たと見えて、思い切ってハンケチをとった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
その折れ口に鹽をつけて食ふと、一種の酸味と新鮮のにほひとが有る。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
作例 · 標準
このドレッシングはレモンの酸味が効いていて、とてもさっぱりしている。
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「このコーヒーはフルーティーな酸味があって、私の好みだわ。」
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ヨーグルトにブルーベリーを添えると、程よい酸味が加わって美味しくなる。
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ウィキペディア
酸味(さんみ)とは、味覚のうちの一つで、一般に「すっぱい」と形容されるものを指す。
出典: 酸味 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0