味覚
みかく
名詞頻度ランク #12021 · 青空 391 例
標準
(sense of) taste
文例 · 用例
(愛の詩集の読者は、だれしもさうした言葉の味覚を感得するであらう。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
それは鮓の素であるところの、醋の嗅覚や味覚にも関聯しているし、またその醋が、暗所において醗酵する時の、静かな化学的状態とも関聯している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ただ僕らの日本人が、日本の文字で直接に読み、日本語の発音で朗吟し、日本の伝統で味覚する外に仕方がないのだ。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
このローマの宿の一顆の柿の郷土的味覚はいまだに忘れ難いものの一つである。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
味覚の追憶などはあまり品の好い話ではないようである。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
ここにもし実在が観念と別な世界ほどの在りようで比較の桟はしを徹し去らるるときわれ等の心路は何によって味覚に達すべき。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
色、聞、香、味、触の五感覚の中で、母は意識しないが、特に嗅覚を中心に味覚と触覚に彼女の気鬱症は喘きを持ったらしいことが、私に勧める食餌の種類で判った。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
一つの媚めいた青白くも亦とき色の神秘が、着物も皮膚も透して味覚に快い冷たさを与えた。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は鋭い味覚を持っており、隠し味をすぐに見抜く。
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風邪を引いてしまって、しばらく味覚が鈍くなっている。
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旬の食材を使った料理は、私たちの味覚を大いに楽しませてくれる。
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ウィキペディア
味覚(みかく)は、動物の五感の一つであり、食する物質に応じて認識される感覚である。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五味が基本味に位置づけられる。基本味の受容器はヒトの場合おもに舌にある。基本味が他の要素(嗅覚、視覚、記憶など)で拡張された知覚心理学的な感覚としての味は、風味(ふうみ)と呼ばれることが多い。また、認識の過程を味わう(あじわう)と言う。
出典: 味覚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0