クエン酸
くえんさん異読 クエンさん
名詞
標準
citric acid
文例 · 用例
しかしここで詳しく述べる必要が無い化学過程で、ジュースの中の関係する異物を分離することによって、今ではクエン酸が完全に純粋に結晶の形で作られ、固形レモン酸の名前で売られている。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
レモンの香りを移すには砂糖の塊をレモンの皮にこすりつけてレモンの精油を砂糖に染み込ませ、その砂糖を純粋なクエン酸とともに、レモネード、ニーガス酒、ポンチ(ワインに水、砂糖、果汁などを混ぜた飲料)、シュラブ(果汁、砂糖などにアルコールを加えた飲料)、ジェリー、料理ソースなどに加える。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
不正直な商人はしばしばクエン酸を安価な酒石酸で置き換えることがある。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
クエン酸を酒石酸から区別するには、疑わしい酸の濃厚溶液を、過剰であることを注意して、塩化カリウムの飽和溶液に加えさえすればよい。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
クエン酸は塩酸またはカリウムの溶液で沈殿を作らないからである。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
純粋なクエン酸は酒石酸カリウムに過剰に加えてもこのような効果は起きない。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
金井は、なかなかいい坊つちやんだと褒め、御褒美にサッカリンとクエン酸とで旨い飲物を作つてくれたりした。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
それが済むと、また暢気な表情にかへつて薬局の隅にとぐろを巻き、相変らずクエン酸とサッカリンで、旨い飲物を少年につくつてくれたりする。
— 神西清 『地獄』 青空文庫