甘味
かんみ
名詞頻度ランク #13291 · 青空 400 例
標準
sweetness
文例 · 用例
それからマントを正面壁に掛け、机に来て甘味さうに吹かす。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
橙紅色の丸薬のような実の落ち散ったのを拾って噛み砕くと堅い核の中に白い仁があってそれが特殊な甘味をもっているのであった。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
飲食も、コーヒー、シトロン、紅茶などの近代的芳香の飲料と、阿倍川もち、力もち、葛湯、麦粉などの中世的粗野なる甘味が供給される。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
しかるに柿は「渋味」のほかになお「甘味」をももっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
それ故、「渋味」の対立者としては「甘味」を考えても差支ないと信ずる。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
(四) 渋味―甘味は対他性から見た区別で、かつまた、それ自身には何らの価値判断を含んでいない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
甘味はその反対に積極的対他性を表わしている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
対他性上の区別である渋味と甘味とは、それ自身には何ら一定の価値判断を担っていない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
完熟した桃を一口かじると、滴るような果汁とともに上品な甘味が口いっぱいに広がった。
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「このコーヒー、ブラックなのに砂糖を入れたみたいな豆本来の甘味が感じられて驚いたよ。」
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根菜をじっくりと煮込むことで、野菜が持つ自然な甘味を引き出し、深みのある味に仕上げる。
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標準
sweets
作例 · 標準
「食後の甘味は別腹だから、あそこのお団子屋さんで串団子を買って帰ろうよ。」
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温泉街の売店には、地元産の小豆をふんだんに使った色とりどりの甘味が所狭しと並んでいる。
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茶道のお稽古では、季節の移ろいを感じさせる美しい造形の甘味が主菓子として振る舞われた。
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標準
charm
作例 · 標準
彼の歌声には、聴く者をふんわりと包み込んで離さないような、独特の甘味がある。
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「あの女優さん、どこか幼さが残る甘味のある表情が魅力的で、同性から見ても素敵だよね。」
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都会の喧騒を離れ、波の音を聞きながら読書にふけるという、贅沢な時間の甘味を噛み締めている。
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標準
taste
作例 · 標準
幼い頃に母が作ってくれた卵焼きの、あの少し焦げたような香ばしい甘味を今でも覚えている。
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「この白ワイン、フルーティーな甘味の中に、わずかにスパイスのような刺激が混じっているね。」
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職人として十数年の修行を積み、彼はようやく自分が理想とする和菓子の甘味に辿り着くことができた。
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ウィキペディア
甘味(かんみ、あまみ)とは味覚の一つ。菓子や果物などの甘い食べ物を食べたとき感じる味のこと。甘み(あまみ)。甘味(かんみ)は甘い食べ物の意味でも用いられる。
出典: 甘味 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0