篆文
てんぶん
名詞
標準
seal script character
文例 · 用例
その辺なる田安殿の小十人の子、高橋千吉十四歳いう、箱のごとく蛇の重なりたる中には必ず宝ありと聞くとて、袖をかかげ右手を累蛇の中に入れたるに肱を没せしが、やや探りて篆文の元祐通宝銭一文を得、蛇は散じて行方知れずと。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
この一冊は表紙に「※語、抽斎述」の五字が篆文で題してあって、首尾|渾て抽斎の自筆である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
父の字は篆文にに作り、『説文解字』(卷三下)に手に杖を擧ぐるに象ると解釋してある。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
篆文ニテ黄室ノ二字ヲ刻ス。
— ※上漁史 『好古小言』 青空文庫
芝の字はもとは之の字であって、これは篆文に草が地上に生ずる形に象っての字である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
金色燦爛として、印面には、八字の篆文が刻してある。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
古い印鑑には、複雑な篆文が彫られていることが多い。
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篆文は、漢字の書体の中でも特に装飾性が高い。
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専門家が篆文を解読し、古代の碑文の意味を明らかにした。
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