書体
しょたい
名詞頻度ランク #20172 · 青空 225 例
標準
typeface
文例 · 用例
附記――蕪村と芭蕉の相違は、両者の書体が最もよく表象している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
芭蕉の書体が雄健で闊達であるに反して、蕪村の文字は飄逸で寒そうにかじかんでいる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
春の陽ざしが麗らかに拡がった空のような色をした竹の皮膚にのんきに据っているこの意味の判らない書体を不機嫌な私は憎らしく思った。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
すぐしましょう」と少しも気取らない、しかもかなり上品な書体で黒く書いてあった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
他の一通は書体で星野から来たものであるのが明かだった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
余もこの経を拝見せしに、その書体|楷法正しく、行法また精妙にして―― と言うもの即これである。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
長屋のものには判読しがたい変った書体で、それは父譲り、裁縫は、絹物は上手といえなかったが、之は母親譲り、月謝一円の界隈の娘たち相手には、どうなりこうなり間に合い、勿論近所の仕立物も引きうけた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
文句もそうであるが、書体はいっそう滑稽であった。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
作例 · 標準
この本は、美しい書体で書かれており、読むのが楽しい。
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このポスターはゴシック体という書体を使用している。
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提案書のフォント設定で書体をタイムズニューロマンに変更した。
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標準
style of handwriting
作例 · 標準
彼の書体は、力強くも繊細で、見る者を惹きつける。
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その人の書体を見ると、その人の性格が読み取れることがある。
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手紙の書体から本人であることが確認できた。
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ウィキペディア
書体(しょたい)とは、一定の文字体系のもとにある文字について、それぞれの字体が一貫した特徴と独自の様式を備えた字形として、表現されているものをいう。基礎となる字体の特徴、およびその字形の様式から導かれる、形態の差異によって分類される。例えば、漢字という文字体系のもとにある書体として、篆書・隷書・楷書・行書・草書の五体に加え、印刷用の書体(明朝体やゴシック体など)、さらにはデジタルデバイスでの表示に最適化することを指向した書体が存在する。これらはいずれも共通の文字集合から生まれながら、時代・地域・目的などにより、その形態を変化させていったものである。
出典: 書体 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0