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封地

ほうち
名詞
1
標準
daimiate
文例 · 用例
そこで秀吉は腹を立てて、貴様は元来国を治め民を牧う器量が有る訳では無いが、故信長公の後なればこそ封地を贈ったのに、我儘に任せて吾が言を用いぬとは己を知らぬにも程がある、というので那賀二万石にして終った。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
これを見た、諸国の守護・地頭などは、俄に領地に帰り、或ひは領地にゐる者は、これを機会に兵を挙げ、互に封地を争ひ、租税を入れず、天下動乱した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
宮廷から封地をはじめとして太上天皇と少しも変わりのない御待遇は受けておいでになるのであるが、正式の太上天皇として六条院は少しもおふるまいにならないのである。
若菜(上) 源氏物語 青空文庫
こうやって裸体のまま引廻された八重垣姫は、その城下から封地の屋形に連れ戻されることになり、馬は姫を載せて本居の城あとの見えるところまで進んできた。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
ピリピの分封地、ベタニヤの町、エリコ、サマリアの小村では、人々が安らかに眠っていた。
国枝史郎 銀三十枚 青空文庫
昭王が孔子に封地を与えようとし、その臣がそれを阻止した。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
代々、木賀に豊饒な封地をもち、瓦壊前は鳳凰の間伺候の家柄だった。
久生十蘭 金狼 青空文庫
また御政治の方針からいっても、大藩の封地は、できる限り、削り取るか、取潰すか、せねばならぬ。
吉川英治 柳生月影抄 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、その大名は幕府からこの豊かな平野一帯を封地として与えられた。
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新たな領主として封地に赴任した彼は、まず農民たちの暮らしぶりを視察して回った。
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家臣たちは主君から賜った封地からの年貢で生計を立て、忠誠を誓っていた。
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