識別力
しきべつりょく
名詞
標準
ability to discriminate or discern
文例 · 用例
私の情意の直観的な識別力と広袤を求める私の知識慾の遠心力とが、ともすれば新しきもの奇らしきもの病的なるものと親しもうとする私の性格の雰囲気への耽溺と陶酔とを妨害することができた。
— 三木清 『語られざる哲学』 青空文庫
そのHさんの叫び声に、姉さまはじいつとHさんの顔を見つめましたが、そのまなざしは全くうつろな、感動の色も識別力の気配も全然ない、いはばほうけきつたやうな眼だつたさうです。
— 神西清 『死児変相』 青空文庫
「思想」を標準とする処の批評は、党派的識別力と首尾一貫性、決定性、結論となるべき批評目的、を持っているから、初めて科学的となる。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
彼の識別力は乱れていた。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
優れたデザイナーは、色彩に対する識別力が高い。
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ワインテイスターには、味覚だけでなく香りの識別力も求められる。
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子供のころから絵を描くことで、色に対する識別力が養われた。
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