清廉潔白
せいれんけっぱく
名詞形容動詞
標準
spotless integrity
文例 · 用例
軍人は清廉潔白でなければならない。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
質素倹約、清廉潔白の官吏である。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
「これね、おじさん、清廉潔白の廉て字だよ」「なんだい、そのセイレンケッパクてのは」「清廉潔白というのは、なんにも悪いことをしないので、神様の前へ出ても、巡査につかまっても、平気だということだよ」「ふうん、巡査につかまってもな」 そういって、男の人はにやりとわらった。
— 新美南吉 『うた時計』 青空文庫
さいなら」「さいなら」「坊、なんて名だったっけ」「清廉潔白の廉だよ」「うん、それだ、坊はその清廉……なんだっけな」「潔白だよ」「うん潔白、それでなくちゃいかんぞ。
— 新美南吉 『うた時計』 青空文庫
ぼくにね、人間は清廉潔白でなくちゃいけないっていってたよ」「そうかい。
— 新美南吉 『うた時計』 青空文庫
奈良原到翁はその極端な清廉潔白と、過激に近い直情径行が世に容れられず、明治以後の現金主義な社会の生存競争場裡に忘却されて、窮死した志士である。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
中風に肺炎を併発したのが悪かったのであったが、お祖父様が無くなられると直ぐに父は茶を命じて一同を落ち付かせ、お祖父様の清廉潔白の生涯について批評めいた感想を述べ初めたので、皆、シンとなって傾聴していた。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
清廉潔白百年|稀に見る君子人として世を挙げて哀悼された。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
作例 · 標準
彼は清廉潔白な人物として、国民からの信頼が厚い。
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その弁護士は、清廉潔白な仕事ぶりで多くの依頼人から慕われている。
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清廉潔白な政治家が、この国にはもっと必要だ。
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