幻辞.com

本通り

ほんどおり
名詞
1
標準
main street
文例 · 用例
此の小市街の横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則な階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
本通りの大まがきの方からは、拍子をはずませて打ちだす太鼓の音が、変に肉感と冒険心とをそそりたてて響いてきた。
有島武郎 星座 青空文庫
木場一圓、入船町を右に、舟木橋をすぎ、汐見橋を二度渡つて、町はまだ明いが、兩側は店毎軒毎に電燈の眩い門前町を通りながら――並んでは坐れず、向ひ合つた同伴と、更に顏を見合はせたが、本通りは銀座を狹くしたのとかはりのない、千百の電燈に紛れて、その蕎麥屋かと思ふ暖簾に、血の付いた燈は見えなかつた。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
…… 到頭、智子は本通りまで濡れて行くことに決心した。
渡辺温 或る母の話 青空文庫
と云うのは、恰度その時の場面は僕の扮したある青年が順子の扮しているある若い女に嫉妬のためピストルで撃たれると云う筋なので、脚本通りに演れば無論僕は本当に撃ち殺されていたのです、所が、その時ヒョイと、しかも中根自らの思いつきで、射撃する瞬間の順子の大写を其処に※むことになったのでした。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
三 下谷の坂本通りで善吉を斬ったのは何者であるか、このごろ流行る辻斬りであろうというだけのことで、遂にその手がかりを獲ずに終った。
岡本綺堂 青空文庫
鼻の表現法の真意義の研究に入るには、先ずその邪道なるものを飽く迄も知り抜いていなければ、その真意義なるものがはっきりとわかりにくいのみならず、却ってこの邪道に陥って又と再び本通りに帰る事が出来ないようになる恐れがあるのであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
やがて彼はある横通りへ入って行ったが、そこはやはり人でいっぱいではあるが、今まで通って来た本通りほどひどく込み合ってはいなかった。
THE MAN OF THE CROWD 群集の人 青空文庫
作例 · 標準
私たちは本通りを歩いて駅に向かいました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
お祭りなので、本通りはたくさんの人で賑わっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しいカフェが本通りにオープンし、毎日行列ができています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash