凛
りん
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #18421 · 青空 50 例
標準
cold
文例 · 用例
曙の色は林の中まで追いついて、木膠や蔦の紅葉の一枚一枚に透き徹る明る味を潮して、朝の空気は、醒めるように凛烈となった。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
「武士は食わねど高楊枝」の心が、やがて江戸者の「宵越の銭を持たぬ」誇りとなり、更にまた「蹴ころ」「不見転」を卑しむ凛乎たる意気となったのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「いき」であるためには、なお眼が過去の潤いを想起させるだけの一種の光沢を帯び、瞳はかろらかな諦めと凛乎とした張りとを無言のうちに有力に語っていなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
お蝶どのをすぐこれへ」 凛とした声できめ付けられて、お亀はいよいようろたえていると、女は袱紗につつんで来た小判のつつみを出して、うす暗い行燈の前へ二つならべた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
早春黒雲峡を乱れ飛び 技師ら亜炭の火に寄りぬげにもひとびと祟むるは 青き Gossan 銅の脈わが索むるはまことのことば雨の中なる真言なり 来々軒浙江の林光文は、 かゞやかにまなこ瞠き、そが弟子の足をゆびさし、 凛としてみじろぎもせず。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
美しい百合の憤りは頂点に達し、灼熱の花弁は雪よりも厳めしく、ガドルフはその凛と張る音さえ聴いたと思いました。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
面色は凛としながら優しかった。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
山茶花が凛と咲いている。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
作例 · 標準
真冬の早朝、窓を開けると凛とした冷たい空気が部屋に入り込み、一気に目が覚めた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
雪山の山頂から見下ろす景色は、凛とした寒さの中でどこまでも澄み切って見えた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
凍てつくような凛とした夜風が吹き抜け、思わずコートの襟を立てて家路を急いだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
dignified
作例 · 標準
彼女はどんなトラブルが起きても決して取り乱さず、凛とした態度で的確に指示を出している。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
袴姿で弓を射る彼の姿は、背筋が伸びて凛としており、見ている者を引き込む魅力があった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
厳しい修行に耐え抜いた禅僧の表情には、何事にも動じない凛とした美しさが漂っている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
(of an atmosphere) tense
作例 · 標準
社長が会議室に入ってきた途端、場の空気が一気に凛と張り詰め、誰もが息を呑んだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
決勝戦が始まる直前のスタジアムには、選手たちの気迫に満ちた凛とした空気が漂っていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
厳かな神社の境内に入ると、俗世間から切り離されたような凛とした静けさに包まれる。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
(of voice, sound, etc) clear
作例 · 標準
静まり返ったコンサートホールに、ソプラノ歌手の凛とした歌声が隅々まで響き渡った。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
遠くから聞こえてくる除夜の鐘の音は、冷たい空気の中を凛と澄んだ響きで伝わってきた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
アナウンサーの凛とした聞き取りやすい声で、ニュースの緊急速報が読み上げられた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview