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峻厳

しゅんげん
形容動詞名詞
1
標準
strict
文例 · 用例
しかし、「いき」のうちには「慮外ながら揚巻で御座んす」という、曲線では表わせない峻厳なところがある。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
」 軍医の頑固な冷たいものが、なお倍加して峻厳になってきた。
黒島傳治 氷河 青空文庫
私、幼くして、峻厳酷烈なる亡父、ならびに長兄に叩きあげられ、私もまた、人間として少し頑迷なるところあり、文学に於いては絶対に利己的なるダンディスムを奉じ、十年来の親友をも、みだりに許さず、死して、なお、旗を右手に歯ぎしりしつつ巷をよろばいあるくわが身の執拗なる業をも感じて居るのだ。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
」の峻厳に息がつまるほどいじめられた。
――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 碧眼托鉢 青空文庫
将軍家の御政務の御決裁も、このとしあたりから、いよいよ凜然と、いや、峻厳と申してもよろしいかと思はれるほど不思議に冴えてまゐりまして、それにつけても、その前年のやうな長閑な気色が次第に御ところから消えて行くやうな心もとなさを覚えるのでございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
殷答えて曰く、進香は皇考禁あり、遵う者は孝たり、遵わざる者は不孝たり、とて使者の耳鼻を割き、峻厳の語をもて斥く。
幸田露伴 運命 青空文庫
我は偏に、君の家厳の、左右一顧の余裕のない、一時の激怒を惜むとともに、清冽一塵の交るを許さぬ、峻厳なるその主義に深大なる敬意を表する。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
自然の中に、小さく生きて行くことの、孤独、峻厳を知りました。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
作例 · 標準
その修行僧は、自らに峻厳な規律を課して日々を過ごしている。
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大自然の峻厳な美しさを目の当たりにし、言葉を失った。
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判決は、法律の定めに則った非常に峻厳なものとなった。
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