荒い
あらい
形容詞頻度ランク #20483 · 青空 3212 例
標準
rough
文例 · 用例
斯の如き男にとつて、世間は荒いか、さもなくば衒学的に思はれたであらう。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
ふたたび私は、すごすご出発点に引返して、全身くたくたに疲れ、ぜいぜい荒い息を吐きながら、スタートラインに並んだ。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
白髪交りの荒い頭髪は何時も三四分位に刈揃へられ、さうした顔面の上に「ワ」の字型に懸つてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
右の方を仰ぐと、赤沢岳が無器用な円頂閣のように、幅びろく突ッ立って、その花崗岩の赤く禿げた截断面が、銅の薬鑵のような色をして、冷めたく荒い空気に煤ぶっている。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
男は荒い毛の獣の皮を着ていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それから後も、男は、得意の弓矢の業をもって、麓に住む荒い獣を半殺しの程度にして狩り取り、湧玉の水のほとりに待受けていて、女を見ると、屠り殺した。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
かくしてもまだ口ではいい出せず、弓矢をもって代弁させなければならない、荒い男の高ぶった憶しごころを女ははじめて憐れとみた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
はじめはこの前の湾のところだけ泳いでいましたがそのうちだんだん川にもなれてきて、ずうっと上流の波の荒い瀬のところから海岸のいちばん南のいかだのあるあたりへまでも行きました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
作例 · 標準
荒いを使って文を作ってみた。
学生たちは荒いについて学習した。
荒いの使い方は難しい。
先生は荒いの定義を説明した。
標準
immoderate
作例 · 標準
荒いを使って文を作ってみた。
学生たちは荒いについて学習した。
荒いの使い方は難しい。
先生は荒いの定義を説明した。