優しい
やさしい
形容詞頻度ランク #3827 · 青空 5503 例
標準
tender
文例 · 用例
この姑の婦人もまた、旧武士の家庭に育った士族の娘で、純日本風の礼儀正しき教育を受け、かつ極めて善良に優しい心根の人であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
世の敗者たるもの、この優しい慰めに接して、泣かじと欲するも得ざる也。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
しかしそれでゐて何か或る頑丈な逞しい姿勢の影に、微かな虫声に似た優しいセンチメントを感じさせる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
気立ての優しいよい娘であったが、可哀相にお袋が邪慳で、せっかく夫婦仲のよかった養子を離縁した。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
その×は色の白い女のように優しい子であったが、それが自分に対して特別に優し味と柔らか味のある一風変った友達として接近していた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
君が純眞率直で自己を僞れない人であつた他面に、さういふ人に時々見掛けられる他の人に對する冷酷さといふものが殆ど無く、反對に優しい心根の、先輩に對しては極めて謙讓な、實に美しい性情の持主であつたことは、矢張り君の自己教養の深さから來たものではないかと思ふ。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
たまには、優しい言葉の一つも掛けてくれるものです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ただ、時たま、あなたから優しい言葉の一つも掛けてもらへたら、私はそれで滿足なのですよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
転んで泣いている子に、彼は優しい言葉をかけて慰めてあげた。
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彼女は動物にとても優しく、野良猫の世話を毎日欠かさず行っている。
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おじいちゃんの大きな手は、いつも温かくて優しい。
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