大人しい
おとなしい
形容詞頻度ランク #32353 · 青空 328 例
標準
gentle
文例 · 用例
友人の目にも、俗人の目にも、ともに大人しい人といふ印象を与へて、富永は逝つた。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
誰の目にも大人しい人として映つた。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
港の市の秋の日は、 大人しい発狂。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
近頃某氏のために揮毫した野菜類の画帖を見ると、それには従来の絵に見るような奔放なところは少しもなくて全部が大人しい謹厳な描き方で一貫している、そして線描の落着いたしかも敏感な鋭さと没骨描法の豊潤な情熱的な温かみとが巧みに織り成されて、ここにも一種の美しい交響楽が出来ている。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
しかし細君はごく大人しい好人物だというので近所の気受けはあまり悪い方ではなかったらしい。
— 寺田寅彦 『イタリア人』 青空文庫
そこで、三匹の大きい方の亀が一番小さい大人しい亀に、お前一走り行って傘を取って来いと言うと、小さい亀が言うのには、おれが傘を取りに行ってる間、おれの珈琲飲んでしまう積りやろ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
たまにはこういう大人しい娘の肌に、思う存分針を入れんと、淋しゅうて仕様ない。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
「木之さん、あんたは大人しいから、たとい五十銭でも貰えば貰っただけ家へ持って来るからええけど、うちの人は呑ん兵衛で、貰ったのはみんな飲んでしまい、まだ足らんで、持っていった銭まで遣ってくるから困るよ。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
quiet (color, pattern, etc.)
作例 · 標準
例句