蕭寥
しょうりょう
形容詞-たる副詞-と
標準
desolate
文例 · 用例
花曇りの空が、刻一刻に天から、ずり落ちて、今や降ると待たれたる夕暮の欄干に、しとやかに行き、しとやかに帰る振袖の影は、余が座敷から六|間の中庭を隔てて、重き空気のなかに蕭寥と見えつ、隠れつする。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
室外の天下は蕭寥たる秋である。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
しょうりょうという褐色の蜻※あり、群をなして飛べり。
— 森鴎外 『みちの記』 青空文庫
作例 · 標準
嵐が去った後、町は静かで蕭寥とした雰囲気に包まれた。
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廃墟となった遊園地は、かつての賑わいを失い、蕭寥とした光景となっていた。
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「人気のない海岸を歩いていると、どこか蕭寥とした寂しさを感じた。」
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