宗族
そうぞく
名詞
標準
one's family or clan
文例 · 用例
帝|益怒りて之を磔殺し、宗族棄市せらるゝ者、一百五十一人なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「悪き人はその生ける日の間つねに悶え苦しむ……その耳には常に怖ろしき音きこえ、平安の時にも滅ぼす者これに臨む……彼は富まず、その貨物は永く保たず、その所有物は地に蔓延らず……邪曲なる者の宗族は零落れ、賄賂の家は火に焚けん」という。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
あるいは神を「彼」と呼びて「彼れ怒りて我を掻裂きかつ窘しめ、我に向いて歯を噛鳴らしわが敵となり目を鋭くして我を看る……彼は我を打敗りて破壊に破壊を加え、勇士のごとく我に奔せかかり給う」と恨み、あるいは神を「汝」と呼びて「汝わが宗族をことごとく荒せり、汝我れを皺らしめたり」と怨じている。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
又金史列傳には、石土門にも別に傳があり、是は保活里四世の孫と稱するが、然し宗族を同うするも、相通問せざること久しかつた。
— 内藤湖南 『女眞種族の同源傳説』 青空文庫
然るを君には宗族故舊を波濤の上に振捨てて、妻子の情に迷はせられ、斯く見苦しき落人に成らせ給ひしぞ心外千萬なる。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
以上は茶山が蘭軒の家眷宗族のために言つたのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
旗本伊沢氏の如きは榛軒がためには宗族であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
この宗族の結合力によつて支那國内の治安が、如何程維持されて居るかは設想に難くない。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
作例 · 標準
宗族の集まりでは、先祖の話で盛り上がる。
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彼は宗族の長として、皆から尊敬されていた。
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この地域には、強固な宗族の結びつきが残っている。
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ウィキペディア
宗族(そうぞく、しゅうぞく)、あるいは氏族とは、共通の祖先と、多くの場合共通の父祖の地(祖籍)を共有し、同じ姓を持つ漢民族の父系同族集団および父方居住制の血縁集団である。古代東アジア法とローマ法に存在した。本記事では主に中国・東アジア件の宗族を中心に扱う。
出典: 宗族 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0