天意
てんい
名詞
標準
divine will
文例 · 用例
いわんや、芸の上の進歩とか、大飛躍とかいうものは、ほとんど製作者自身には考えられぬくらいのおそろしいもので、それこそ天意を待つより他に仕方のないものだ。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
殊にこの大祭に於て、多少の愉快なる刺戟を吾人が所有するということは、最天意のある所である。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
第二十八回 紀念軍艦帝國軍艦「日の出」――此虎髯が御話申す――テームス造船所の製造――「明石」に髣髴たる巡洋艦――人間萬事天意のまゝ 松島海軍大佐は相も變らず鼻髯を捻りつゝ、面白相に我等の談話を聽いて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
濱島武文は腕をさすつて『實に人間の萬事は天意の儘である。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
あゝ、人間の萬事は實に天意の儘だと、私も深く心に感ずると共に、忽ち回想した一事がある。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
あとは天意におまかせするばかりなのだ。
— 太宰治 『新郎』 青空文庫
謂はば天意、いかなる難儀があらうとも必ず速かに勅諚の御旨を奉ずべきものであると、威儀を正してお諭しになられました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
定命録、続定命録、前定録、感定録等、小説|野乗の記するところを見れば、吉凶禍福は、皆定数ありて飲啄笑哭も、悉く天意に因るかと疑わる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
作例 · 標準
全ては天意によるものと、彼は深く信じていた。
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度重なる自然災害は、まるで天意が怒っているかのようだった。
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この出会いは偶然ではなく、きっと天意がそうさせたのだろう。
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