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周旋

しゅうせん
名詞動詞-サ変
1
標準
(acting as an) intermediate
文例 · 用例
重兵衛さんの家は維新前にはちゃんとした店をもった商人であったらしいが、自分の近づきになった頃はいわゆる「仲持」すなわち、今の土地家屋売買周旋業と云ったような商売で、口と足とさえ働かしておれば自然に懐中に金の這入って来る種類の職業であったらしい。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
花袋の周旋で『太陽』に載せられた白峰三山の紀行文は、意外の人の知己を得た。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
同窓の友グロスマンの周旋で特許局の技師となって、そこに一九〇二年から一九〇九年まで勤めていた。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
何か、一寸売買に口をかけると、必ず、五分の周旋料は、せしめずに置かない男だ。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
どうせきさまは周旋屋か骨董屋だらうぜ。
宮沢賢治 電車 青空文庫
小学校を卒業するや、僕は県下の中学校に入ってしまい、しばらく故郷を離れたが正作は家政の都合でそういうわけにゆかず、周旋する人があって某銀行に出ることになり給料四円か五円かで某町まで二里の道程を朝夕往復することになった。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
三年の月日は忽ち逝き、僕は首尾よく学校を卒業しましたが、猶お養父の言葉に従い、一年間更に勉強して、さて弁護士の試験を受けました処、意外の上首尾、養父も大よろこびで早速其友なる井上博士の法律事務所に周旋して呉れました。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
なるほど、そう言われてみると、神経過敏症が文学者の職業に役立ったり、家に落付かない性分の人が周旋業を始めて成功したり、虫取りの好きな子供が昆虫学者になったり、大腕白の子供が英雄になったり、いろいろその性質の活かし方によっては申し分のない役に立ちます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
伯父の周旋によって、地元の有力企業に正社員として採用されることが決まった。
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長年対立していた両家の間を彼が周旋し、ようやく和解の道が開けた。
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不動産の周旋を依頼していたが、なかなか希望に合う物件が見つからず困っている。
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2
標準
employment office (Edo period)
作例 · 標準
江戸時代の町名主は、奉公人を求める家と働きたい人の間を取り持つ周旋の役割も担っていた。
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時代劇の資料を読んでいると、口入れ屋が職の周旋を行っていた様子がよくわかる。
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当時は公的な職業紹介所がなかったため、民間の周旋が労働市場を支えていた。
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ウィキペディア

周旋(しゅうせん)とは売買や交渉で当事者間に立ち世話をする事である。ここでは国際法における周旋について解説する。

出典: 周旋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0