棋界
きかい
名詞
標準
world of go
文例 · 用例
從つて、今度の實力主|義の名人|制度は、たとへ幾分えげつない感じはあつても、たしかに棋界の進歩といふべきであらう。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
ただ問題は棋界に功勞があり、而も棋力|衰へた老棋士の老後の生|活に對して同時に何等かの考慮が拂はるべきである事を僕は切言したい。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
しかし、私はこれはあくまで将棋界のみのこととして考えたい。
— 織田作之助 『東京文壇に与う』 青空文庫
奇行、珍癖の横紙破りが多い将棋界でも、坂田は最後の人ではあるまいか。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
一時は将棋盤の八十一の桝も坂田には狭すぎる、といわれるほど天衣無縫の棋力を喧伝されていた坂田も、現在の棋界の標準では、六段か七段ぐらいの棋力しかなく、天才的棋師として後世に記憶される人とも思えない。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
一生一代の対局に二度も続けてこのような手を以て戦った坂田の自信のほどには呆れざるを得ないが、しかし、六十八歳の坂田が一生一代の対局にこの端の歩突きという棋界|未曾有の新手を試してみたという青春には、一層驚かされるではないか。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
坂田の将棋を見てくれという戦前の豪語も棋界をあっと驚かせた問題の九四歩突きも、脆い負け方をしてみれば、結局は子供だましになってしまった。
— 織田作之助 『勝負師』 青空文庫
棋界は殆んど驚倒した。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
作例 · 標準
若き天才の登場により、停滞していた棋界に新しい風が吹き込んだ。
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棋界の頂点に君臨する名人が、ついに引退を表明した。
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「棋界の歴史を塗り替えるような、伝説の一局をこの目で見たいんだ」
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AIの進歩は、伝統ある棋界に大きな波紋を広げている。
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