僧籍
そうせき
名詞
標準
priesthood registry
文例 · 用例
訊問の際職業を問はれたとき「ヽヽ宗の僧侶でありましたが、此度の事件で僧籍を剥奪されました。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
ところがこれほど凝った禅も、浅草の淡島堂にいた時分には、天台宗になって、僧籍に身を置くようになりました。
— 淡島寒月 『我が宗教観』 青空文庫
僧籍の有無をさえも知らないのだから、尊由氏の書を評する者としてはあまりにも無智すぎる。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
書家の書なるものを肚の底から否定する私は、僧籍に在るものの書を、更にさらに非難して止まないのが常だ。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
これには各宗の僧籍に身を置くものはもとより、全国何百万からの寺院に寄宿するものまで、いずれも皆強い衝動を受けた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
たゞ、一旦、思ふところあつて、僧籍に身をおいた手前、こゝで、最後の自分を棄ててしまひたくありません。
— 岸田國士 『虹色の幻想(シナリオ)』 青空文庫
この上は、仏にもさうさうお詫びばかりしてゐるわけにいきませんから、いつそ、再び僧籍をはなれようと、肚をきめ、その証拠をあなたにもお目にかけて、将来のご相談をしようと、今夜は出かけて来たのです」「まあ、うれしい。
— 岸田國士 『虹色の幻想(シナリオ)』 青空文庫
明雲大僧正は、僧籍をとりあげられ、俗人の扱いをうけ、大納言大夫|藤井松枝という俗名をつけられ、伊豆国へ流される事になった。
— 第二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして出家し、厳しい修行を重ねて正式に僧籍に入った。
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不祥事を起こした住職に対し、宗派の本山は僧籍の剥奪という厳しい処分を下した。
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歴史調査の結果、その武将が晩年に僧籍に身を置いていた裏付けが得られた。
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