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得度

とくど
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
becoming a monk
文例 · 用例
夫から趙州の観音院に移つて、始めて人を得度し出した。
夏目漱石 点頭録 青空文庫
使者の口上は、明日路ははや敵の領分にて候、当地のそれがしが柴の庵、何の風情も無く侘しうは候が、何彼と万端御意を得度く候間、明朝御馬を寄せられ候わば本望たる可く、粗茶進上|仕度候、という慇懃なものであった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
多武峰の増賀上人、横川の源信僧都、皆いずれも当時の高僧で、しかも保胤には有縁の人であったし、其他にも然るべき人で得度させて呉れる者は沢山有ったろうが、まさか野菜売りの老翁が小娘を失った悲みに自剃りで坊主になったというような次第でもあるまいに、更に其噂の伝わらぬのは不思議である。
幸田露伴 連環記 青空文庫
ただ然し機縁契合して、師と仰がれ弟子と容れられ、定基は遂に剃髪して得度を受け、寂照という青道心になったのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
從來と異なつた身的状態を得度いとならば、從來做し來つた身的行爲を讎的のやうにして斬つて棄てて仕舞ふが宜い。
幸田露伴 努力論 青空文庫
藝術に身心を委するものにあつては、本より人に褒められ度い、人に勝り度い、世に喜ばれ度い、善報厚酬を得度いなどと思ふべきでは無いが、然樣いふ俗氣俗意を何人でも無くし得て居るかと云ふに中々然樣では無い。
幸田露伴 努力論 青空文庫
眞面目な藝術家でも、張る氣の境界で藝術に從事する程度の間は、人にも褒められ度い、人に勝り度い、世にも喜ばれ度い、善報厚酬をも得度いといふ念が一毫も無いといふ譯には行かぬ。
幸田露伴 努力論 青空文庫
天竜・夜叉・乾闥婆より、阿脩羅・迦楼羅・緊那羅・摩※羅伽・人・非人に至るまで等しく憫れみを垂れさせたもうわが師父には、このたび、爾、悟浄が苦悩をみそなわして、特にここに降って得度したもうのじゃ。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
作例 · 標準
彼は俗世を離れる決意を固め、京都の高名な寺院で得度して修行の道に入った。
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得度式の厳かな雰囲気の中で、彼は自分の髪が剃り落とされるのを静かに受け入れた。
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得度して法名を授かったことで、彼の内面には新たな覚悟が芽生えたようだった。
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ウィキペディア

得度(とくど)は、仏教における僧侶となるための出家の儀式。

出典: 得度 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0