清まる
きよまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be purified
文例 · 用例
」「便宜上ここでは役ノ優婆塞へ、懺悔することになっております」「そうして懺悔しましたなら、罪が清まるのでございますか?
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
維新以後の常識とも言ふべき成田屋・音羽屋対立の系譜の上において、彼こそ古法眼の、狩野と土佐とを合一した如く、更に溯つて、藤原俊成が、平安末期の六条流の歌道に俊頼・基俊の風を融合させたやうに、市川・尾上両家の芸風を、一つにする位置に完全に立つてゐることを自覚して、まことに心の清まるのを感じたであらう。
— 折口信夫 『菊五郎の科学性』 青空文庫
あの魂の清まるやうな悲しみの声楽も、彼にとつては、ちんこ芝居以来五十年の経歴である。
— 折口信夫 『芸の有為転変相』 青空文庫
天七六―七八【網】罪を淨むる願ひ【解くる】罪清まるによりて【倶に喜ぶ】喊聲をあげて八二―八七ローマ皇帝ヴェスパシアヌスの子ティトウス(後、位を嗣ぎ七九年より八一年まで皇帝たり)がイエルサレムを毀てる頃即ちキリスト暦の七〇年【主】神【傷】キリストの。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
素人を父様に持つたお蔭でこの子まで、清まる事なら先祖とて、何の否やを申しませふ。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
しかるにヨハネは、水に入るというのは一つの形式だ、いくら水でからだを洗ったとてそれで心が清まるものではない、水に入ることそのことを重要視するエッセネ派も形式主義であり、虚偽である。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
子供が村に生れると氏子入りと謂つて、産屋の穢れの清まるや否や、人が抱いてお参りをさせる。
— 柳田國男 『祭のさまざま』 青空文庫