汚れる
けがれる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #32623 · 青空 2130 例
標準
to be violated
文例 · 用例
二人はいつの間にか腹立て怒って大切なズボンやワイシャツが汗と土で汚れるのも忘れて、無暗に豚をぶん殴りだした。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
路は一しきり大に急になりかつまた窄くなったので、胸を突くような感じがして、晩成先生は遂に左の手こそは傘をつかまえているが、右の手は痛むのも汚れるのも厭ってなどいられないから、一歩一歩に地面を探るようにして、まるで四足獣が三|足で歩くような体になって歩いた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
霜が深くて汚れるよ」なるほど径は霜柱が七八寸も立っていて、ざくりざくりと足が滅込むので長靴でなければ歩けないのだ。
— 岡本かの子 『酋長』 青空文庫
その大高源吾とか云う、ずんぐりむっくりした人がね、笹を担いで浪花節で歩行いては、大事な土地が汚れるって。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 畏まつて候と、右左から頸首を取つてのめらせる、とお妾面を蔽うた時、黒髯は眉を顰めて、「や、撲すのは止めろ、杖が汚れる、野郎褌が薄汚い。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
「市郎、衣類が汚れるぞ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
一昨年の秋、夫妻にこどもが生れると蛍雪は家が汚れるといって嫌な顔をした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
路は一しきり大に急になり且又|窄くなつたので、胸を突くやうな感じがして、晩成先生は遂に左の手こそは傘をつかまへて居るが、右の手は痛むのも汚れるのも厭つてなど居られないから、一歩/\に地面を探るやうにして、まるで四足獣が三足で歩くやうな体になつて歩いた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫