小作米
こさくまい
名詞
標準
rice paid as rent
文例 · 用例
前は、秋になると、大倉庫五棟に入り切れないほどの、小作米になる青田に向っていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
小作米が蔵に運ばれて、扉前で桝を入れる。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
時々小作米とか小遣の帳面を枕元の一|燭の電燈で調べる位のことで、直ぐに寝てしまいます」「老人というものはナカナカ寝付かれぬものというが、やっぱりソンナに早く寝てしまうのか……」「さあ。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
小作米出した残りで、来春までは食うにいがんべな。
— 佐左木俊郎 『蜜柑』 青空文庫
小作米を入れる藁俵を四五|俵分作らねば成らぬことが稼ぎに出る時から彼には心掛りであつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
それでも小作米のことは其の念頭から沒し去ることはなかつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
勘次はお品の葬式が濟むと直に新しい俵へ入れた小作米を地主へ運んで行かねば成らぬとそれが心を苦しめて居た。
— 長塚節 『土』 青空文庫
然し他に方法もないので彼は地主へ哀訴して小作米の半分を次の秋まで貸して貰つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
地主は、小作米として収穫の一部を受け取っていた。
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小作米の取り立てが厳しく、農民は苦しい生活を強いられた。
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今年は豊作だったので、小作米も例年より多く納められた。
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