年貢
ねんぐ
名詞頻度ランク #38782 · 青空 448 例
標準
annual tribute
文例 · 用例
T「三次、愈々年貢の収め時だね」 三次ドキッとなったが、そ知らぬ態で「何ですかい、藪から棒に」と白ばくれる。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
「ほいたって、あれと野上の二段とは、もう年貢を納めいでもえゝ田じゃが。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
」「年貢の代りに信用組合の利子がいら。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「やれ取り上げるの、年貢をあげるので、すったもんだ云わんだけでも、なんぼよけりゃ。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「それで、あしこにゃ、子供を学校へやった借金はあるし、年貢は、小作が、きちん/\と納めやせんし、くやんどるとい。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「今年は、こちらだけでなく北海道も一帯にキキンという話だ、年貢をおさめて、あとにはワラも残らず……」和田はそれを読んでいた。
— 黒島伝治 『チチハルまで』 青空文庫
お前も、そろそろ年貢のおさめ時じゃねえのか。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
」「…………」「年貢の収め時――という古くさい言葉があるが、君もそこへ気がついたのは莫迦でなかったよ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、農民たちは収穫した米を年貢として納めていた。
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重い年貢に苦しむ農民たちの姿が、歴史書に記されている。
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彼は藩の役人として、年貢の徴収にあたっていた。
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ウィキペディア
年貢(ねんぐ)は、日本史上の租税の一形態。律令制における田租が、平安時代初期 - 中期に律令制が崩壊・形骸化したことにともなって、年貢へと変質したが、貢租(こうそ)という別称に名残が見られる。その後、中世・近世を通じて、領主が百姓(農民でなく普通の民を指す)を始めとする民衆に課する租税として存続した。主に米で納めるため、その米を年貢米(ねんぐまい)と呼んでいた。
出典: 年貢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0