響々
響々
名詞
標準
文例 · 用例
左右いずれとも決しがたき宿命悲劇は只の笑い話なり御返事を待つまでもなく只今は響々の雨雨量は桝ではかりがたくただ手をつかねてなりゆきを見るのみ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
雨は少々響々の鳴りをひそめる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
響々と汽車が北へ走ってゆく。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
町では煙草のけむりが鼻をかすめ、珈琲が香ばしく、電車のレールは銀のやうに光り、オフイスの窓硝子は光線を反映し、工場の機械はカタンカタン響々と、規則正しく※つてゐる。
— 長谷川時雨 『春』 青空文庫