後半生
こうはんせい
名詞
標準
latter half of one's life
文例 · 用例
おそらく、日本の歴史に於いても、これほど不振の後半生を送つた者は、あまり例が無いやうに思はれる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
彼はその後半生、三十年間といふもの、彼の言葉を使へば「鉤をひつかけに」彼のところにやつて來るすべてのものから遠ざかつてゐました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
彼が後半生の不振に就ては、大阪落が第一の原因をなしていること前記の如くである。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
加奈江は茶の間の隅に坐って前の坪庭の山茶花の樹に雨が降りそそぐのをすかし見ながら、むかしの仇討ちをした人々の後半生というものはどんなものだろうなぞと考えたりした。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
斯くてギラ・コシサンと其の妻のエビルとは二人とも、但しめいめい別々にではあるが、幸福な後半生を送ったと、今に至る迄村人達は語り伝えている。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
虎之助君にしても、後半生の悲惨の死の前生には、さうしたはなやかな生活があつたのだ。
— 田山録弥 『田舎からの手紙』 青空文庫
かれはかれの後半生を仏の功徳を讃するために用ゐることを悔いなかつた。
— 田山花袋 『ある僧の奇蹟』 青空文庫
後半生の生甲斐を順吉の將來にだけ見出してゐたのはもとより最初からではあつたが、さういふ順吉を見て希望がしだいに現實に近づきつつあるとおちかが感じたのは當然であらう。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
作例 · 標準
彼は後半生を社会貢献に捧げることを決意した。
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後半生をどう生きるか、じっくりと考える時期に来ている。
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後半生は趣味に没頭し、穏やかに過ごしたい。
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