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前半生

ぜんはんせい
名詞
1
標準
first half of one's life
文例 · 用例
齋藤常次郎氏は、いま、たはむれに書畫骨董をあきなつて居られる由であるが、そのひとがら、その前半生、明治初年に沒したる大通中の大通細木香以を思はせる態の灑脱の趣があるのである。
太宰治 人物に就いて 青空文庫
「私も前半生に於て痛切な勉強をしたものです」と彼は小さく声を低めて云いました。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
それはわたくしの前半生中で比較的長く定住した鷺市で一ばん大きく心を動かした出来事でした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
Durtal は真の生活に入らうとして少くとも多艱多難のその前半生を背景としてゐる。
田山録弥 J. K. Huys Mans の小説 青空文庫
私の前半生はこゝに終つた、後半生はこれからである。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
実は木村も前半生では盛んに戦ったのである。
森鴎外 あそび 青空文庫
それは貞奴の生涯の、前半生の頁だけを繰ってそれで足れりとする人のいう事である。
長谷川時雨 マダム貞奴 青空文庫
がサラヴァンの前半生、「深夜の告白」や「新らしき邂逅」の中のサラヴァンは、神経衰弱以外の何物でもない。
豊島与志雄 意欲の窒息 青空文庫
作例 · 標準
晩年に書かれた彼の自伝には、極貧の中で家族を養うために必死に働いた激動の前半生の回想が綴られている。
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彼女は前半生を華やかな都会のファッション業界で過ごしたが、50歳を機に故郷へ帰り、農業を始めた。
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今でこそ大富豪として知られる彼だが、前半生は借金取りに追われるような惨めな生活を送っていたそうだ。
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前半生(ぜんはんせい) — 幻辞.com