神饌
しんせん
名詞
標準
food and alcohol offering to the gods
文例 · 用例
神饌は酒、餅、赤飯、竹麦魚、蜜柑、水、塩の七種であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
――と道臣は考へて、雪洞に暗を照らしつゝ、西の局から神饌所なぞを見て廻つた。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
神饌所では俯伏せにした黒塗りの高坏に雪洞の光と自分の顏とが映つたが、道臣は恐ろしいやうに思つて、映つた自分の顏を正視することが出來なかつた。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
白い鶏が神饌に供へられる事は、其例多く見えて居るが、必しも白い物ばかりを飼うて居た訣ではなく、偶々、民家の家畜の中にも、白い羽色のが生れると、献るべき神意と信じ、御社へあげ/\して来た事であらう。
— 折口信夫 『鶏鳴と神楽と』 青空文庫
元來、米をよねと言ふのは稻と同根であらうが、神饌としての米をくまと稱する(くましねの樣に)ことは、こめの原形であらうし、其上、靈魂との關係を思はせる用例がある。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
この間に神饌が供せられ、祝詞が奏せられる。
— 羽田亨 『賢所御神樂の儀』 青空文庫
兩陛下を初め奉り、各宮殿下の御拜を了らせられた後、諸員一齊に拜禮し、續いて神饌は撤せられて、こゝに御儀は一先づ了り、參列の諸員は順次に退散した。
— 羽田亨 『賢所御神樂の儀』 青空文庫
里宮参籠記念のお札、それに神饌の白米なぞを用意して来て、それを部屋の床の間に置いた。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
神社の祭礼では、収穫されたばかりの米が神饌として供えられた。
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神饌には、海の幸や山の幸、そして清酒が含まれる。
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巫女が神饌を運ぶ姿は、見る者の心を清めるようだった。
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ウィキペディア
神饌(しんせん)とは、日本の神社や神棚に供える供物のこと。御饌(みけ)あるいは御贄(みにえ)とも呼ばれる。
出典: 神饌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0