製菓
せいか
名詞頻度ランク #35670 · 青空 51 例
標準
confectionery production
文例 · 用例
それで馬場孤蝶先生と二人だけで行く事になつた譯だが、お宅へお迎ひになどと思つてゐる矢先ちよつとした客來があつたので、お約束のまま午後一時に京橋の明治製菓賣店の前で先生と落ち合ひ、すぐ本所工場へ向つた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
近ごろ理学士|藤野米吉君が、液の代わりに製菓用のさらし餡を水で練ったものの層に熱対流を起こさせる実験を進めた結果、よほどまで、上記自然現象の機巧の説明に関する具体的な資料を得たようである。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
しかし私に取ってこういう奇蹟的な存在の人が、世間では私の母の廉い仕立もののお得意さまであって、現在、製菓会社の下級社員で、毎日ビスケットを市中に届けて歩き、月給金○○円の方であるとは、どうにも合点がゆきませんです。
— 岡本かの子 『愛』 青空文庫
戸山が原は青い衣をはがれて、古木もその葉をふるい落すと、わずかに生き残った枯れ草が北風と砂煙に悼ましく咽んで、かの科学研究所の煉瓦や製菓会社の煙突が再び眼立って来る。
— 大久保にて 『郊外生活の一年』 青空文庫
そのころに、銀子は製菓会社の社長|永瀬に、別の出先で時々呼ばれ、若林よりずっと年輩の紳士だったので、何かしっくりしないものを感じ、どうかと思いながら、疎かにもしなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
銀子は今夜あたり製菓会社が来る時分だと思い、どうしたものかと思っていると、「どうせここに用事はないんだから、せいぜい稼いで来た方がいいよ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
吉良の父親は関係会社の一つに製菓会社があって、そこの包装部の特別室では思い付きのある娘たちに自由な意匠で製品を箱詰めさせ、豪華版の贈答品に売出すのを特色としていました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたくしは、しばらくは何もかも忘れて製菓会社の包装室で、ビスケットを化粧箱に詰める仕事を働きました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
将来は製菓の専門学校に通って、自分のお店を持つのが夢です。
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祖父が一代で築き上げたこの製菓会社は、地元で愛される菓子メーカーだ。
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趣味で製菓に没頭している時間は、日々のストレスを忘れさせてくれる。
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