広原
こうげん
名詞
標準
wide plain or field
文例 · 用例
恐ろしいその広原を蔽うものは、死のごとき沈黙である。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
これから東股川の谷までが霧が峰の尤も雄大を極めて居る処で、広漠たる広原が両方の鈍形峰から斜に裳裾を曳いてその中間に、今飲んだ清流を走らせて居る。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
車窓から見たツンドラの広原は、非常に清らかな感じのものであった。
— 中谷宇吉郎 『ツンドラへの旅』 青空文庫
その低きものは、人その山たるを覚えず、ただこれを広原平野と呼ぶのみ。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
今、政府の事業たる高山危峰のごとし、民間の事業たる広原大沢のごとし。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
その地には高山あり巨川あり大湖あり広原あるも、みなただ粗大なるのみにて、一つとして美麗なるはなし。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
備中|吉備郡池田村大字見延字中島小字|荒毛同 都窪郡大高村大字安江字|稿毛場備前|児島郡琴浦村大字小田之口字|泉苔同 同 荘内村大字小島地字|峡下同 上道郡|古都村大字宿字|広原美作|苫田郡芳野村大字|宗枝国字|岡原ノ脇 西部播磨には芝と書いたものが多く、長門・石見辺には高下というものの方が多い。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
そこでまずその晩寝ましたがちょうどそれが陰暦の六月十三日の晩ですから広原中の露宿及び雪豹月は皎々 と寒天に輝いて自分の野宿して居る前を流れて居る川に映っているです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
見渡す限りの広原に、色とりどりの花が咲き乱れている。
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古くからこの広原は、遊牧民たちの生活の場であった。
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広原を吹き抜ける風が、旅の疲れを癒してくれるようだ。
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