幻辞.com

原野

げんや
名詞頻度ランク #29504 · 青空 411
1
標準
waste land
文例 · 用例
農民は、原野に繩を張りらし、王者は山上に大國旗を打ち樹てた。
太宰治 諸君の位置 青空文庫
一群の人たちは、遅塚麗水、大町桂月、江見水蔭、田山花袋、久保天随、坪谷水哉などであるが、花袋が紀行文家と言われた時分は、自然派文学勃興以前のことで、文章に感傷癖はあったが、淡泊清新、ことに武蔵野あたりの原野や雑木林の寂しさを、淡彩的に点描するのに巧みであった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
伯林の郊外で未だ家のちつとも建たない原野に、道路だけが立派に磨いた土瀝青張りに出來上つて、美術的なランプ柱が行列して居るのを、少し馬鹿々々しいやうにも感じたのであつたが、やつぱりあゝしなければかうなるのは當り前だと思はれた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
それで彼の一神教的哲学は茫漠たるロシアの単調の原野の民には誠に恰好なものであり、満洲や支那の平野に極めてふさわしいものでなければならない。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
北支の原野に乗り出したものの、相対する敵、歩を突いて来んもんじゃから、マが持てんそこで連日演習である、専ら童心にかえッて戦争ごッこをやッている王手飛車があろうと桂馬のフンドシがあろうと端歩は動かんモノである。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
いいか若し襲撃を受けても命令がある迄出てはいけない」○汽車の汽笛 描写若干○ロングで月明の原野を走る列車○貨物車の中、がやがやしている。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
歌の終った処で 原野走ル汽車。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
また彼はプノンペンから自動車に搭乗して国境のゴム園に車をカンボジヤの原野、白鷺の飛ぶ直線道路を、水田に遊ぶ水牛のなかを疾走させた。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
作例 · 標準
かつては広大な原野だった場所に、新しい街が開発された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その探検家は、未開の原野を何日も歩き続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃、私たちはよく原野で秘密基地を作って遊んだものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

原野(げんや)とは、耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地。野原(のはら)とも言う。

出典: 原野 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0