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大火

たいか
名詞頻度ランク #43215 · 青空 459
1
標準
large fire
文例 · 用例
程が谷近くなれば近き頃の横浜の大火乗客の話柄を賑わす。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
やあ、燃える、燃える、大火事だ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
狸汁の運命から逃れて、やれ嬉しやと思ふ間もなく、ボウボウ山で意味も無い大火傷をして九死に一生を得、這ふやうにしてどうやらわが巣にたどりつき、口をゆがめて呻吟してゐると、こんどはその大火傷に唐辛子をべたべた塗られ、苦痛のあまり失神し、さて、それからいよいよ泥舟に乘せられ、河口湖底に沈むのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
そして直ぐ連想したことは、ポートランド市民の、フッド火山におけるよりも、または、タコマ市や、シャトル市の人々が、日本人によってタコマ富士と呼ばれているところの、レイニーア大火山を崇拝しているよりも、この東京が、かつて江戸と呼ばれたころには富士山が「自分たちの山」として崇められていたことであった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
火口壁は四十度以上の急角度で、胸突八丁よりも峻嶮に、火口底までは直径約一千尺の深さで、頂上内院大火口よりも深いものである。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
メキシコの大火山、ポポカテペトルの第一登山が報告されてから、三百年も後になって、シャスタは地図の上に戸籍が入った。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
數年前に此地に大火があつたさうであるが、成程火災の傳播には可也都合よく出來てゐる。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
この日は二科会を見てから日本橋辺へ出て昼飯を食うつもりで出掛けたのであったが、あの地震を体験し下谷の方から吹上げて来る土埃りの臭を嗅いで大火を予想し東照宮の石燈籠のあの象棋倒しを眼前に見ても、それでもまだ昼飯のプログラムは帳消しにならずそのままになっていた。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
作例 · 標準
江戸の大火は、多くの人々の命と財産を奪った。
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乾燥した季節には、少しの火の不始末が大火につながる可能性がある。
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消防隊は、市街地で発生した大火の鎮圧に全力を尽くした。
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