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好漢

こうかん
名詞
1
標準
fine fellow
文例 · 用例
あゝ好漢、此男は實に壯快な男兒だが、惜むらくば少しく無鐵砲に失が無ければよいがと思ふ途端、忽ち『しまつたツ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
惺々は惺々を愛し、好漢好漢を知るというのは小説の常套文句だが、秀吉も一瞥の中の政宗を、くせ者ではあるが好い男だ、と思ったに疑無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
嬶や餓鬼を愛することが出来るに至って人間並の男で、好漢を愛し得るに至ってはじめて是れ好漢、仇敵を愛し得るに至ってホントの出来た男なのだ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
猿面冠者も独眼竜も立派な好漢だ、ケチビンタな蜆ッ貝野郎ではない。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
だが、それは所詮射之射といふもの、好漢未だ不射之射を知らぬと見える。
中島敦 名人傳 青空文庫
だが、それは所詮射之射というもの、好漢いまだ不射之射を知らぬと見える。
中島敦 名人伝 青空文庫
冷淡にして熱血ある好漢、遂に半悟の人とならず、能く自家の弱性を暴露し、罪業を懺悔せり。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
それでいて西郷隆盛の所謂、生命も要らず、名も要らず、金も官位も要らぬ九州浪人や、好漢安永氏の所謂「頭山先生の命令とあれば火の柱にでも登る」というニトロ・グリセリン性の青年連に尻を押されて、新興日本の尻を押し通して御座った……しかも一寸一刻も、寝ても醒めても押し外した事はなかった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
作例 · 標準
彼はまさに「信義を重んじる快男児」といった風情の好漢で、誰からも頼りにされている。
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劇中で主人公を助ける謎の男は、武術に長け正義感の強い、まさに古き良き時代の好漢だった。
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居酒屋で隣り合わせた好漢と意気投合し、深夜まで酒を酌み交わしながら人生を語り合った。
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