お荷物
おにもつ
名詞
標準
baggage
文例 · 用例
どの道訳を立ていでは、主人方へ帰られる身体ではござりませぬで、一まず、秋谷の親許へ届ける相談にかかりましたが、またこのお荷物が、御覧の通りの大男。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
かうなると、お客もお荷物で、早く帰つてくれゝば好いと思つてゐると、表から又ひとりの客が這入つて来ました。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
黒い風呂敷包を胸にしっかり抱きかかえて、そのお荷物の中には薬品も包まれて在るのだが、頭をあちこち動かして舞台の芸人の有様を見ようとあせっているかず枝も、ときたまふっと振りかえって嘉七の姿を捜し求めた。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
それに焦茶の肩掛をしたのは、今日あたりの陽気にはいささかお荷物だろうと思われるが、これも近頃は身躾の一ツで、貴婦人方は、菖蒲が過ぎても遊ばさるる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
お前まあ些と休んでと、深切にほだされて、懷しさうに民子がいふのを、いゝえ、さうしては居られませぬ、お荷物は此處へ、もし御遠慮はござりませぬ、足を投出して、裾の方からお温りなされませ、忘れても無理な路はなされますな。
— 泉鏡花 『雪の翼』 青空文庫
」 と、ちらりと遣手部屋へ目を遣って、此奴、お荷物だ、と仕方で見せた。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
『旦那様、お荷物な持つて参りやした、まあ、暗え処に何を為てござらつしやる。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
一ばんはじめ、或冬の、氷のはつてゐる寒い日に、二だいの大きな荷馬車がお荷物をつんで、ぽつぽたちのながく住んでゐた村から、町の方へ、こと/\出ていきました。
— 鈴木三重吉 『ぽつぽのお手帳』 青空文庫
作例 · 標準
どの道訳を立ていでは、主人方へ帰られる身体ではござりませぬで、一まず、秋谷の親許へ届ける相談にかかりましたが、またこのお荷物が、御覧の通りの大男。
標準
burden
作例 · 標準
この言葉の定義は「burden」である。
「burden」という意味で使われることが多い。
burden」という概念は重要だ。
その出来事は「burden」の良い例だ。