誣いる
しいる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to slander
文例 · 用例
それを云ったように誣いるのはいつもの川島の意地悪である。
— 芥川龍之介 『少年』 青空文庫
」 僕の云い方が悪かったか知れないが、それを兄は取り上げて、二三度云い合ってるうちに、友人を誣いるのは怪しからん、誣いるのでなければ証明してみろ、と嵩にかかってつっ込んできた。
— 豊島与志雄 『不肖の兄』 青空文庫
天子は王給諌が人を誣いるのを怒った。
— 蒲松齢 『小翠』 青空文庫
塩谷先生は菊乃さんが自殺したと説をなす者を故人を誣いるものだとお考えのようであるが(同氏手記「宿命」――晩香の死について――週刊朝日八月十二日号)誰が自殺しても別にフシギはないし、自殺ということが、その人の、またはその良人の不名誉になることだとも思われない。
— その六 暗い哉 東洋よ 『安吾人生案内』 青空文庫
「罪ありと我を誣いるか。
— 夏目漱石 『薤露行』 青空文庫
まして当時進歩的イデオローグが取り上げた科学の階級性などという問題は、頭から、科学を誣いるものでしかないと考えられた。
— ――緒論の部―一般的特色について―― 『最近日本の科学論』 青空文庫
髪は柔かく、小さなる八字|髭を生やしいる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
(梯子を駈け登りしため、息を切らしいる様子。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
作例 · 標準
彼は根拠なく同僚を誣いて、解雇された。
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悪意を持って他者を誣いる行為は許されない。
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事実を歪曲して誣いるようなことは絶対にやめなさい。
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