讒する
ざんする
動詞-サ変-特殊動詞-他動詞
標準
to slander
文例 · 用例
同月七日従二位にすゝみ玉へり此|密事いかにしてか時平公の聞にふれしかば、事に先じて 帝に讒するやうは、君の御弟|斉世親王は道真の女を室適して寵遇厚し。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
親藩の、しかも副将軍たるひとを、讒するなど、むずかしいとも思えるが、直接、声をひそめるには及ばないのである。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
あれはあの代言が、勧めたのでござんする。
— 清水紫琴 『今様夫婦気質』 青空文庫
さりとては、御気随意なる奥様や、世に成上りものは、これでいやでござんする。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
それがむつくり小高うて、栄耀に凝つた細工もの、手で拵らえたか何ぞのやうに、器用に出来たその尖頭には、得てして、天狗が引掛り、果ては世上の笑柄、美貌が仇でござんする。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
手に取れぬだけ、皆様が、思ひ切つての悪口を、主人の口から聞いた時、それ見た事かと、可笑さを、わざとこちから誉め返し、誉めた口からいはせたは、浮気男によい懲らしめでござんする。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
さ、その事でござんする。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
噂はさまざま、先こそ知れね、隠居所が確かにあると、申す事でござんする。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
作例 · 標準
嫉妬に狂った同僚は、上司に対して私の根も葉もない噂を讒した。
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ライバルを失脚させるために事実を曲げて讒する行為は、卑劣極まりない。
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彼は友人だと信じていた男に讒され、地位も名誉も失ってしまった。
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