讒謗
ざんぼう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
libel
文例 · 用例
少し利巧な見ばえのするやうな人間は、これはまたヒステリイ、疑ひと卑屈に蟲食はれてしまつてゐます……かういふ手合ひは愚痴を言ふ、人を憎む、病的に讒謗を逞しうする。
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
官憲が丁度よく私と外界とを遮断してくれますから、私に対するあらゆる讒謗も、呪咀もなくなつてしまひませう。
— 平出修 『計画』 青空文庫
官憲が丁度よく私と外界とを遮斷してくれますから、私に對するあらゆる讒謗も、呪詛もなくなつてしまひませう。
— 平出修 『計畫』 青空文庫
屑屋はまた貴婦人を捕えて罵詈讒謗、「あ、あ良い匂だ咽返るようだ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
水の輪の拡がり、嵐の狂うごとく、聞くも堪えない讒謗罵詈は雷のごとく哄と沸く。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
文字の霊が、この讒謗者をただで置く訳が無い。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
夥しい書籍が――数百枚の重い粘土板が、文字共の凄まじい呪の声と共にこの讒謗者の上に落ちかかり、彼は無慙にも圧死した。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
何ぞ良い考えはないもんかな」 お前はしきりに首をひねっていたが、間もなく、川那子メジシンの広告から全快写真の姿が消え、代って歴史上の英雄豪傑をはじめ、現代の政治家、実業家、文士、著名の俳優、芸者等、凡ゆる階級の代表的人物や、代表的時事問題の誹毀讒謗的文章があらわれだした。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
作例 · 標準
SNS上で執拗に讒謗を繰り返し、彼女の精神を追い詰めた罪は重い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
言われなき讒謗を浴びせられても、彼は黙々と自分の仕事を続けた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
有名税だと言って諦めるには、この讒謗の内容はあまりにも酷すぎる。
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