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毛織物

けおりもの
名詞
1
標準
woollen material
文例 · 用例
その料理店の食堂は、扉の合せ目も床の敷ものも物音立てぬよう軟い絨氈や毛織物で用意された。
岡本かの子 食魔 青空文庫
イベットは両手で小田島の腕を握り、毛織物を通して感じられる日本人独特の筋肉が円く盛上った上膊に顳※を宛がった。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫
そして数秒のうちに、一塊の人骨を掘り出したが、それは二人分の完全な骸骨をなすもので、数個の金属性のボタンと、毛織物の腐って塵になったのらしく見えるものとが、それにまじっていた。
THE GOLD-BUG 黄金虫 青空文庫
で私は又、日本橋へ戻つて叔父の知合ひの毛織物輸入商のオフイスに寄宿して余念もなくタイプライターなどを叩いてゐるうちに「十三人」の第二号に、学生時代に書いたもののうちから鈴木に選ばれた「爪」といふ小篇が載つたのを偶然にも未知の島崎藤村先生に御手紙で讃められ「新小説」の新進作家号に紹介された。
牧野信一 文学的自叙伝 青空文庫
店が別なので彼は詳しいことは知らなかつたがY子の父は毛織物の輸入商を営んでゐる傍ら、株券の売買に従事してゐるらしかつた。
牧野信一 小川の流れ 青空文庫
で私は又、日本橋へ戻つて叔父の知合ひの毛織物輸入商のオフイスに寄宿して餘念もなくタイプライターなどを叩いてゐるうちに「十三人」の第二號に、學生時代に書いたもののうちから鈴木に選ばれた「爪」といふ小篇が載つたのを偶然にも未知の島崎藤村先生に御手紙で讃められ「新小説」の新進作家號に紹介された。
牧野信一 文學的自叙傳 青空文庫
」「この車は買つたんだよ、古いのを――」 毛織物の輸入商であつた其処の店で小鐘が働くようになつたのは、それから間もなくのことであつた。
牧野信一 奇友往来 青空文庫
齢は私とはたしかおなひどしでしたが、学校を終へてから間もなく神戸の支店(彼女の実家は日本橋の富沢町で毛織物の輸入商を営んでゐたのです。
牧野信一 早春のひところ 青空文庫
作例 · 標準
冬には毛織物の服が欠かせない。
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彼女は毛織物のブランケットにくるまって、読書を楽しんでいた。
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このスーツは上質な毛織物でできており、着心地が良い。
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