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織物

おりもの
名詞頻度ランク #16972 · 青空 709
1
標準
textile
文例 · 用例
蓋し、「生きるとは感覚すること(ルッソオ)」であり、感覚されつつあれば折にふれて、それらは魂によつて織物とされる。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
その織物こそ芸術であつて、その余はすべて胃病芸術なのであらう。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
それも母のきものをなほしたねんねこだつたからそれよりずつとむかし、明治二十年前後の織物だつたかもしれない。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
あるいは平凡な織物の帯地を見ているようなもので、綺麗は綺麗だがそこに何らの感興も起らなければ何らの刺戟も受けない。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
織物類、金属器具等はこの瓦斯には害せられぬが、硫黄を燃やして亜硫酸を発生せしめる際硫酸の瓦斯も伴って出るからこれが少々損害を及ぼす。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
そして擴がりのある物――たとへば川とか、橋とか、長い町竝とか、やけに大きな廣場とか――と關係のあるすべての物は、自分の背後にその擴がりを背負つてゐる、そしてそれにまるで絹織物の上にのやうに描かれてゐるのだ。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
それでアドレスや請求文を書いて、父はイギリスの織物会社からしきりにカタログを取り寄せた。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
だが地元の織物組合は進歩した。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫